小栗旬、巨壁を前にひるむ 「今じゃとても登れない」
2011年5月9日 14:09
[映画.com ニュース] 石塚真一の人気漫画を映画化した「岳 ガク」に主演の小栗旬、ヒロインの長澤まさみが5月8日、大阪・難波の商業施設に新設された国内最大のクライミングウォールで開催された、ロッククライミング世界大会「Rock Climbing Osaka Japan2011 namBa HIPS CUP」の表彰式に登場した。
2人はこの日、優勝トロフィーのスペシャルプレゼンテーターを務め、小栗は「僕も映画でクライミングをしているんですが、今クライマーの皆さんが登られているところを見て、すんごい壁を登られるんだな、と驚きました」とニッコリ。それでも、高所恐怖症ということもあり「この壁を僕が登るのは……、絶対無理です(笑)。とても気持ちのよい山の映画を作ったので、山をやられている皆さんに観ていただければうれしいです」と話した。
長澤は「クライマーの皆さんのかっこよさに圧倒されました!」と選手の活躍に感服。さらに、「私も映画で少しだけクライミングをしています。一生懸命作った映画が、昨日ようやく公開になりましたので、ぜひご覧ください」と新作をアピールした。
また2人は、大会出場の国内選手とともに、地上15メートルの屋外デッキに設置され、最高到達点地上40メートルの、“天空の岩壁”ともいえるクライミングウォールに登るパフォーマンスを披露。小栗は、クライミングのポイント(手でつかんだり足場にする突起)を触りつつ「懐かしいなあ。今じゃとても登れないよ、すごい怖い……」と巨壁を前にひるんでいた。