C・ゲンズブール、来日中の母J・バーキンにマスク持参を指示
2011年4月7日 17:42

[映画.com ニュース] 歌手で女優のジェーン・バーキンが来日し、震災復興支援の無料コンサートを4月6日、都内で開催した。この来日に際し、バーキンは娘で女優のシャルロット・ゲンズブールからアドバイスを受けたことを明かした。
仏ウェブサイトVoici.frによれば、バーキンは津波や余震の可能性ではなく、原発問題を理由に娘や友人たちから来日を止められたという。シャルロットは、バーキンに靴を3足とマスクを持参し、すしを食べないように、水を飲まないように指示。それに対しバーキンは、「『もちろん』と答えましたが、私は日本人と同じように行動し、冷静でいます」とAFPに打ち明けたという。
フランスは国内の7割以上の電力を原子力発電に頼っており、またチェルノブイリ原発事故により農作物への被害などを受けたことから、放射能汚染への危機感が高い。またシャルロットは現在、第3子を妊娠中ということもあり、日本での母の身を過剰に案じたのだろう。
人道支援活動に積極的なバーキンは、愛用のエルメスのバッグ「バーキン」を英EMI主催のチャリティ・オークションに出品。帰国後はパリでの、チャリティコンサートへの出演を予定している。
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