福田沙紀、チャラい藤森慎吾に失望?
2011年4月2日 12:57
[映画.com ニュース] 大森一樹監督の最新作「津軽百年食堂」が4月2日、全国27スクリーンで封切られ、大森監督をはじめ、映画初主演の「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾と中田敦彦、福田沙紀、原作者の森沢明夫らが東京・有楽町スバル座で舞台挨拶に立った。
東京で暮らす青年・大森陽一が、故郷への反発や父親への葛藤(かっとう)を乗り越え、青森・弘前で100年続く家業の老舗食堂「大森食堂」を継ぎ、4代目店主となるまでを描くヒューマンドラマ。
陽一を演じた藤森は、「いいチームワークで楽しい撮影ができた」と初主演に自信満々。一方、ヒロイン・七海役の福田は「とても優しくて、お芝居にもすごい集中力で真面目に取り組んでいた……のですが、撮影後にテレビで見たら、すっかりチャラいキャラクターで意外だなって(笑)」とギャップに失望した様子だ。
弘前市をはじめ、青森県内で撮影が行われたが、ロケ地となった八戸の大久喜漁港は3月11日に発生した東日本大震災の津波で流されてしまい、同作に収められた映像が最後の姿となった。大森監督は、「八戸の海岸線がきれいに映っているが、今は津波で大変な惨状になっております」。16年前には阪神大震災で被災し、直後に都内で行われた監督作「大失恋」の初日舞台挨拶を欠席。「今日は16年前に欠席した分を取り返すことができて、感無量です」と複雑な胸中を明かした。
舞台挨拶前には、キャスト陣が劇場ロビーで募金の呼びかけを行い「ぜひこの映画を通して、笑顔になってほしい」(藤森)、「ぜひ青森から東北が元気になってほしい」(福田)、「できることは少ないと思うが、ぜひ直接現地(被災地)に行って、何ができるか考えたい」(中田)と被災地への思いを語った。この日集まった募金及び、同作の収益の一部は日本赤十字社を通して寄付される。
なお同日、青森7スクリーン、岩手、秋田、宮城での公開がスタート。4月30日からは山形、福島での上映も決定している。
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