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藤岡弘、仮面ライダー40周年に「感無量」

2011年4月1日 14:03

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藤岡弘、支援物資として米1トンを準備
藤岡弘、支援物資として米1トンを準備

[映画.com ニュース] 放送40周年を記念し製作された「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」が4月1日、全国274スクリーンで封切られ、東京・有楽町の丸の内TOEIで初日舞台挨拶が行われた。この日は、渡部秀(仮面ライダーオーズ)、桜田通(仮面ライダーNEW電王)をはじめ、声の出演を果たした藤岡弘、(仮面ライダー1号)、佐々木剛(仮面ライダー2号)、宮内洋(仮面ライダーV3)が勢ぞろい。ちびっ子ファンはもちろん、往年のライダーファンも大喜びだった。

1971年に始まった初代「仮面ライダー」の放送から40周年を記念し、歴代の仮面ライダーが総出演する劇場版。仮面ライダーの生みの親・石ノ森章太郎による「人造人間キカイダー」「怪傑ズバット」など70年代に人気を博した特撮ヒーローも出演し、仮面ライダーとの初共演を果たす。藤岡は「あっという間の40年。新しい仲間の勇姿も見ることができて、感無量です。仮面ライダーは永遠なり」。今回は声の出演だったが「演じているうちに、熱いものがこみ上げてきた。血が騒ぎましたね」と満足そうな表情だった。

また、3月11日に発生した東日本大震災について、「心よりお見舞い申し上げます。胸が痛んで、涙が流れた」と胸中を吐露。そして「国境も民族も越えて、人類ひとりひとりが試されている。今こそ人類の真価が問われる、新しい“変身”の時代なのだと思う」と語り、「痛み、悲しみ、苦しみを伴いながら前に進まなければいけない。子どもたちには、ライダーの勇姿を見て頑張ってもらいたいな」とエールをおくった。また現在、被災地に向けた支援物資として米1トンを準備していると明かした。

隣に立つ“大先輩”に緊張しきりの渡部は、「スタッフ、キャスト一丸となって全力で挑んだ作品」とアピール。4月3日に放送される「仮面ライダーオーズ」(テレビ朝日)が、歴代ライダー放送回数のちょうど1000回にあたり、「まだ映画館に行けないお子さんも多いと思う。テレビを通して、勇気や希望を与えられれば」と気持ちを新たにしていた。

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