ウーピー・ゴールドバーグ、NYタイムズ紙を激しく非難
2011年2月15日 16:39
[映画.com ニュース]米女優ウーピー・ゴールドバーグが2月14日(現地時間)、司会を務める米ABCのトーク番組「ザ・ビュー」で、米大手一般紙ニューヨーク・タイムズの記事を激しく非難した。
同記事は、今年の第83回アカデミー賞にノミネートされている俳優陣の顔ぶれが、人種的多様性に欠けるというテーマで書かれたもの。過去のアフリカ系アメリカ人の同賞受賞者としてハル・ベリー、デンゼル・ワシントン、モーガン・フリーマンの名前をあげているが、1990年に「ゴースト/ニューヨークの幻」で助演女優賞に輝いたゴールドバーグの名を抜かしたことが本人の逆りんに触れた。
「私はとても傷ついた。受賞者にとってアカデミー賞は輝かしい財産。私はいつでもアカデミー賞受賞者のウーピー・ゴールドバーグよ。なのに、ニューヨーク・タイムズの批評家たちによって(記録を)抹消されてしまった」と怒りをぶつけた。さらに、「私は50本以上の映画に出演して、『カラー・パープル』でもノミネート(主演女優賞)されている」と主張した。
またゴールドバーグは、同紙を「ずさんなジャーナリズム」と攻撃。これに対し同紙のスポークスマンは、「この記事が意図したのは、受賞したアフリカ系俳優の名前すべてをあげることではなく、2002年(ベリーとワシントンが受賞)以前とその後の受賞者数を比較することでした。だからまったくの誤解なのです」とコメントを発表している。