BIGBANGチェ・スンヒョン「戦火の中へ」撮影で失明寸前
2011年1月26日 15:20
[映画.com ニュース] 1950年の朝鮮戦争下、学徒兵71人の命をかけた奮闘を描く「戦火の中へ」の来日会見が1月26日、都内のホテルで行われ、主演を務めるチェ・スンヒョン(BIGBANGのT.O.P)、イ・ジェハン監督、エグゼクティブ・プロデューサーのチョン・テウォンが出席した。
韓国軍司令部が置かれた浦項女子中学校の守備を任された71人の学徒兵たちが主人公。そのなかで戦闘経験があるという理由で中隊長に任命された、気弱な青年ジャンボム(スンヒョン)は戸惑いを隠せないまま、壮絶な戦闘へと巻き込まれていく。
冒頭から激しい市街戦が描かれる同作。スンヒョンは、「リアリティを追及する監督は、爆発物がどこに置かれているか教えてくれなかった」と述懐。それだけに「本当の戦場にいるような恐怖と緊張を感じ、逃げ出したくなった」。撮影中は「気が滅入るので、鏡は見ないようにした」と振り返るほど、体中傷だらけ。爆破物の破片が目に入り、医師から「少しずれていたら失明していたかもしれない」と診断されることもあったという。
一方、ジェハン監督は「豊かな想像力と高い集中力、それに俳優としてあるべき感性を持ち合わせている」と“俳優”スンヒョンに太鼓判。チャ・スンウォン、クォン・サンウら韓流スターの豪華共演に、「それぞれが役柄に合っていて、相乗効果があった」と満足げだ。これまで恋愛映画を中心にメガホンをとってきたが「私にとっては監督として成長できるターニングポイントになった」。そんな監督に対し、スンヒョンは「おかげで、今まで自分が気づかなかった表情を見ることができ、自分自身ステップアップできた」と最敬礼だった。
「戦火の中へ」は2月19日から全国で公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【私が“死ぬとき”を、見届けて】あなたならどうする――? 魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー