堺雅人、“妻”宮崎あおいに「おんぶにだっこ」
2011年1月26日 14:31

[映画.com ニュース] 漫画家・細川貂々(てんてん)のコミックエッセイを映画化した「ツレがうつになりまして。」に主演する宮崎あおいと堺雅人が1月26日、佐々部清監督とともに撮影現場の東映東京撮影所で会見した。
同作は、細川がうつ病を患う夫と向き合って暮らした実話をベースにした同名コミックが原作。実直なサラリーマンの夫に頼りきりだった漫画家の妻が、夫のうつ病発症をきっかけに、夫婦の関係を見つめ直していく姿を描く。宮崎と堺は、NHK大河ドラマ「篤姫」以来約2年半ぶりに夫婦役を演じている。
宮崎は、「撮影を通して、うつ病に苦しんでいる方々がたくさんいることを身近に感じた。苦しんでいる方々、そして周りでサポートしている方々が見たときに『よし、やっていこう』と思えるようなとても素敵な作品になる予感がする」と手ごたえを感じていた。堺も、「うつ病とは深刻でつらい病気だけど、あくまで特別な話ではないというメッセージを込めた。いびつな部分も含めて相手を受け入れていく作業が、リアルな夫婦の形な気がする」と語った。
また堺は、宮崎との久々の夫婦役に「頼りにしているので、安心して不安になれる(笑)。相変わらずどっしりとした存在感と魅力のある女優さんで、おんぶにだっこ」と年下の妻に全幅の信頼を寄せていた。宮崎も、「良い意味で全然変わってない。(もし夫がうつ病になったら)私も貂々さんのように優しく寄り添えたらいいなと思う」と理想の夫婦像を語った。
念願の映画化にこぎ付けた佐々部監督は、「うつ病とは日本人が抱えている大きな問題のひとつ。映画を通してうつというものをもっとよく知ってもらいたいし、戦うエネルギーにしてほしい」と訴えた。
「ツレがうつになりまして。」は2月上旬にクランクアップ予定で、今秋に全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ