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製作費5800円のゾンビ映画「コリン」、エキストラ募集はFacebook活用

2011年1月18日 10:52

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プライス監督はDVDの特典映像で映画製作を勉強
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[映画.com ニュース] 超低予算ゾンビ映画「コリン LOVE OF THE DEAD」のマーク・プライス監督が、製作費45ポンド(約5800円)の内訳を明らかにした。

英ロンドンを舞台に、ナゾのウイルスに感染してゾンビになってしまった青年コリンが、わずかに残る記憶をたよりに、恋人ローラと暮らしたアパートへと向かう姿を描いた作品。レインダンス映画祭で最優秀マイクロ・バジェット映画賞を受賞したほか、さまざまな映画祭で賞を獲得している。

製作・監督・脚本・撮影・編集をひとりで務めたプライス監督は当初、製作費0円で完成させるつもりだったようだ。スタッフやキャストにはギャラの代わりに、持ち寄った紅茶やビスケットを振る舞っていたが、大勢のエキストラが出演するシーンで新たに購入を余儀なくされた。また、撮影でどうしても必要だった1本の“かなてこ”と、現場へ持参するのを忘れて買わざるを得なかった数本の新品ミニDVテープが、予定外の出費になったそうだ。

本作には、100人以上のゾンビエキストラが出演。プライス監督は、SNS「Facebook」などを通じて、無償で協力してくれる仲間を集めた。こうして集まった出演者たちは全員、汚れてもいい自前の衣装を着こんでロケ現場に集合し、凶暴なゾンビに変身して撮影を楽しんだという。

コリン LOVE OF THE DEAD」は3月5日から日本公開。

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