フェデリコ・フェリーニ監督「カビリアの夜」が米リメイクへ
2010年12月9日 11:31
[映画.com ニュース] フェデリコ・フェリーニ監督の傑作「カビリアの夜」(1957)をハリウッドリメイクする動きがあり、「プレシャス」のリー・ダニエルズ監督がメガホンをとる予定であることが分かった。
フェリーニ夫人でもあった伊女優ジュリエッタ・マシーナが、心優しい娼婦カビリアに扮した悲喜劇「カビリアの夜」は、58年度アカデミー賞外国語映画賞を戴冠したほか、マシーナがカンヌ映画祭主演女優賞に輝いた珠玉の名作だ。
米Deadline Hollywoodによれば、現時点ではダニエルズ監督がリメイク版の監督に起用されたという情報以外、明らかになっていないが、カビリア役には多くのトップ女優が興味を示すことは間違いない。