ガエル・ガルシア・ベルナルが伝説のボクサーに アル・パチーノも共演?
2010年11月25日 11:30

[映画.com ニュース] 「天国の口、終りの楽園。」で知られるメキシコ俳優ガエル・ガルシア・ベルナルが、元世界チャンピオンのパナマ人ボクサー、ロベルト・デュランの伝記映画に主演することが分かった。
デュランのニックネームをタイトルにした映画「Hands of Stone(石の拳)」で、ベネズエラ出身のジョナサン・ヤクボウィッツ(「ベネズエラ・サバイバル」)が監督と脚本を手がける。また、米映画サイトThe Wrapによれば、デュランを見いだした名トレーナー、レイ・アーセル役の候補にアル・パチーノの名が挙がっているという。
1972年にライト級タイトルを獲得したデュランは、「史上最強のライト級」と称される不世出のボクサー。50歳まで現役で闘い続け、ウェルター級、スーパーウェルター級、ミドル級を加えた4階級制覇を成し遂げた。米ボクシング界のスーパースター、シュガー・レイ・レナードとの3度の対戦が有名で、今作でもデュランが捨てゼリフとともに試合を放棄した80年の「ノー・マス」事件に焦点を当てるという。
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