田原総一朗“ディレクター”の貴重番組公開
2010年9月10日 14:00

[映画.com ニュース] ジャーナリスト・田原総一朗氏が9月9日、BSジャパンの開局10周年記念特別番組「田原総一朗の遺言」の公開収録を早稲田大学・大隈講堂で行った。ジャーナリスト生活50周年の田原氏が、テレビ東京(当時・東京12チャンネル)社員だった1970年代前後に制作した貴重なドキュメンタリー番組を公開し、当時と同様に閉塞感あふれる時代を生きる現役学生らと対話する企画。
収録前の会見では、テレビ局勤務時代を回顧し「こっちはディレクターとカメラマンの2人だけ、他局はワゴン車に運転手もアシスタントもいてね。かけられる日数も金も違ったな」と懐かしげに話した。
田原氏は、1964年から1977年までテレビ東京に在籍。ディレクターとしてドキュメンタリー約70本を残した。「他では真似の出来ないのを作れと言われて。企画だけじゃ勝てないから、要は“危ない”番組ばかり作ってた」と笑った。
特番では、貴重なアーカイブスの中から、より“危ない”3作品を取り上げる。ラインナップは、若手俳優のガン闘病記「オレはガンじゃない!」(70年)、ジャズピアニスト・山下洋輔の伝説演奏を記録した「バリケードの中のジャズ」(69年)、ポルノ女優・白川和子が老人ホームを慰問した「宣言ポルノ女優 白川和子」(72年)。
公開収録の司会は浅草キッド・水道橋博士が務め、ゲストとして山下、白川らも登場する。BSジャパンで、10月23日21時~22時55分放送。(映画.com×文化通信.com)
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