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SCANDAL、「ルー=ガルー」声優挑戦で女優活動にも意欲

2010年8月27日 11:00

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香港でも大人気のSCANDAL
香港でも大人気のSCANDAL

[映画.com ニュース] 京極夏彦のSF小説を劇場用アニメとして映画化する「ルー=ガルー」が、8月28日に全国で公開される。同作で“伝説のバンド”のモデルとして登場するほか、別キャラクターで声優に挑戦、主題歌・挿入歌・エンディング曲を手がけた4人組ガールズバンド「SCANDAL」に話を聞いた。

同作は、児童たちが情報端末で監視される数10年後の日本が舞台。監視される安全安心な社会で起こった連続少女殺人事件をきっかけに、巻き込まれた4人の少女が監視を捨ててリアルに立ち向かう姿を描く。

約1年前にオファーを受けた4人は、アフレコ時に初対面を果たした際、京極の迫力に驚いたという。HARUNAは、「ちょっと怖い人かと思ったんですが、話してみたらCDをいろいろと聞いていてくれたんです。どの曲が良かったって教えてくれてうれしかったですね」と述懐。RINAも、「自分たちの曲を聞いて元気になったって言ってくれる人はいましたが、ストーリーが思い浮かんだと言ってくれたのは初体験。すごいコラボレーションができたなって、仕上がる前から感動しましたね」と目を輝かせる。

アフレコ以外でも、バンドのリアルな動きを映像化するために、モーションキャプチャーを使った撮影に臨んだ。全身タイツを着用し、「すっぽんぽんみたいだった」と全員が爆笑。MAMIは、「黒ベースでいろいろなラインが入っていたので、フィギュアスケートの選手みたいでした。思わずみんなでポーズ取ったりして(笑)。踊りっぱなしだったので体力的にはきつかったけれど、初体験の連続で楽しかったです」と明かした。

昨年の日本レコード大賞で新人賞を受賞した4人は、映画という異文化に触れたことで貪欲さがさらに増した。女優業にも意欲満々だが、本業のバンド活動の充実が大前提。RINAは、「そういう機会があればやってみたいです。ただ、今はバンド活動でできていないことがいっぱいあるんです。もっとライブやりたいし、いろんな曲を作りたいんですよね」。歩むべき道筋から軸がぶれない4人の今後に、注目が集まる。


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