ダニエル・クレイグ、リメイク版「ミレニアム」主演決定
2010年7月27日 17:03
[映画.com ニュース] ダニエル・クレイグが、出演交渉中だったスウェーデン映画「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のハリウッドリメイク版に主演することが決まった。デビッド・フィンチャー監督がメガホンをとる。
オリジナル版は、スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンのベストセラー小説を映画化したうちの1作目で、全3作が製作されている。クレイグが主演するハリウッドリメイク版も、3作目まで製作される可能性が高いが、権利を保有するMGMが売却プロセスにあるため、「007」シリーズ第23作の製作が無期限で延期されているクレイグの、新たな主演シリーズとなるかもしれない。
雑誌編集者のミカエル(クレイグ)と、背中にドラゴンのタトゥーを入れた天才女性ハッカーのリスベットが活躍するミステリーサスペンス。ヒロインのリスベットを演じる女優は未定だが、配給会社のソニーが新人を抜擢する可能性もあるという。来年12月21日の米公開が決まっている。
ニールス・アルゼン・オプレブ監督によるオリジナルの「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」は、世界興収1億ドル以上を記録するヒットとなった。