小栗旬、初監督作初日に感動の胴上げ
2010年7月17日 13:13
[映画.com ニュース] 小栗旬の初監督作「シュアリー・サムデイ」が7月17日、全国189スクリーンで公開。小栗監督をはじめ主演の小出恵介、勝地涼、鈴木亮平、ムロツヨシ、小西真奈美らは、東京・有楽町の日劇2で舞台挨拶を行った。
小栗監督は、劇場後方からの入場時にファンに囲まれてもみくちゃに。苦笑いを浮かべながら、「まさか腹回りを触られるとは思わなかった。監督のときはあんまり目立ちたくないんですけど……、ありがとうございます」と深々と頭を下げた。
同作は、小栗監督が高校時代の仲間たちとの絆(きずな)をテーマに書き上げたプロットをベースに、「クローズZERO」シリーズの武藤将吾が脚本化。小栗監督と共演したことのある俳優がふたつ返事で出演を快諾し、豪華キャストの共演が実現した。小出は、「3年前に目黒の飯屋で初めて台本を見せてもらった。これだけ素晴らしい作品に仕上がったのは、旬の人としての器だと思う。何よりも、お疲れさま」とねぎらった。
その後も、「小栗旬さん、心よりおめでとうございます。旬のお母さん、旬を生んでくれてありがとう」(ムロ)、「監督としての背中、僕は忘れません。役者へ注いでくれた愛情を、僕は忘れません」(綾野)と相次ぐ絶賛。これには小栗監督も照れることしきりだったが、「ここからみんなを見ていると、『これが見たかったんだよなあ』と思う。舞台挨拶も僕にとっては作品のひとつ。感慨深いです」と感慨に浸った。さらに舞台挨拶終了時には、キャスト全員がサプライズで小栗監督を胴上げ。小栗監督は、顔をくしゃくしゃにしながら「ありがとうございます!」と絶叫していた。