グッチ裕三の原点はイーストウッド主演「ローハイド」だった?
2010年5月31日 20:29

[映画.com ニュース] 俳優のクリント・イーストウッドの代表作として知られるドラマ「ローハイド」のDVDボックス(シーズン1)の発売を記念し、イーストウッドの80歳の誕生日となる5月31日、東京・シネマート六本木でイベント付き上映会が開催され、グッチ裕三がサプライズゲストとして招かれた。
「ローハイド」は1960年代に米CBSで制作・放送された西部劇で、イーストウッド演じるロディ・イェーツらカウボウーイたちが何1000頭という牛の群れを運ぶ冒険を描き、西部劇ブームの火付け役となった作品。当時の日本でも43%を超える視聴率を打ち出すドラマとして人気を博した。
「ローレン、ローレン、ローレン!」という、おなじみのテーマソングを歌いながら登場したグッチ裕三。同作に強い影響を受けたそうで、「あのテーマ曲の格好よさにはまったことが、(今の)音楽活動につながっているのかもしれないですね。ビジーフォー時代もよく歌っていました」と自らの原点であることを明かした。
また、日本初のDVD化については「今、改めて見ると黒澤映画のような……っていうのはちょっと言いすぎかもしれないけれど、とにかくストーリーが明快で面白い。昔の人間(役者)が演じているから、所作が武骨でリアルで格好いいんだよね」と色あせない魅力をアピール。ちなみに、当時あこがれていたのはポール・ブラインガー演じるウィッシュボーンだったそうで「これからも(DVDでドラマを)見つづけるし、テーマソングを歌いつづけます!」と満面の笑みで語った。
エスピーオーからリリースされる「ローハイド シーズン1 DVD-BOX」(6枚組)は5月28日、「ローハイド シーズン2 DVD-BOX」(8枚組)は7月28日にリリース。
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