長州力が映画初出演でサソリ固めを披露
2010年5月28日 20:37

[映画.com ニュース] 沖縄に伝わる“ニライカナイの人魚伝説”をモチーフにした映画「星砂の島のちいさな天使 マーメイドスマイル」の完成披露試写会が5月28日、都内のホールで行われ、主演の飯田里穂、三上真史、長州力、大地康雄、喜多一郎監督が舞台挨拶に立った。
同作は、観光客の減少や医師不足などの問題を抱える沖縄・竹富島を舞台に、ある日突然現れた不思議な少女によって希望を失っていた島民が笑顔を取り戻していく姿を描いた人情ドラマ。
映画初出演を果たしたプロレスラーの長州は、「僕の役は島のガンコ親父で、大声を出しているか、踊っているか、酒飲んでいるか(笑)。皆さんには迷惑かけたと思うけど、若い世代の人と楽しい時間が過ごせてとても良い経験になった。民宿のお母さんが竹富島を『天国に1番近い島』と言っていたけど、本当にその通りだった。もうサイパンまで行くことないな」と竹富ロケを満喫した様子だ。また、三上が「撮影初日に長州さんにサソリ固めをきめられた」とこぼすと、大地は「本気でやっていた。相手が僕じゃなくて良かった」と胸をなで下ろしていた。
初主演を務めた飯田は、「オファーが来たときは、ご飯が食べられなくなるくらいビックリした。不思議な少女を演じているけど、普段はテンションが高くておしゃべり。竹富の温かさを感じて、笑顔になってもらえたらうれしい」。初々しい主演女優に、大地は「とにかく笑顔が素晴らしい!」と太鼓判を押し、長州も「朝から晩まで一生懸命な姿を見て、若いのに感心した」とねぎらった。
「星砂の島のちいさな天使 マーメイドスマイル」はThanks Lab配給で、6月19日から全国で公開。
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