「アメリカン・アイドル」降板のポーラ・アブドゥル、ライバル局で審査委員長
2010年5月26日 11:27

[映画.com ニュース] 世界的人気を誇る米FOXの歌手オーディション番組「アメリカン・アイドル」の審査員を昨シーズン限りで降板したポーラ・アブドゥルが、ライバル局CBSの新ダンスオーディション番組「ゴット・トゥ・ダンス(原題)」 の審査委員長兼ダンス指導者として復帰することが分かった。
同番組は、あらゆるジャンルのアマチュア・ダンサーが技を競いスターを目指す、言わばダンス版「アメリカン・アイドル」。アブドゥルは、「私は長い間、指導、育成に携わってきて、才能のあるたくさんの人々に会ってきました。そしてこの活動を続けていこうと決めたのです。CBSで、アメリカの視聴者に新たな才能あるダンサーを紹介できることにわくわくしています」と語っている。
アブドゥルが、シーズン1から続けていた「アメリカン・アイドル」の審査員を降板したのは、司会者のライアン・シークレストや同じ審査員のサイモン・コーウェルの出演料が次々と高額になっていくなか、自分のギャラが思うようにアップしなかったからだというのがもっぱらの噂だが、本人はこれを否定。降板理由は、「自分の主義に従いたかったから」だと語っている。アブドゥルは、80年代にジャネット・ジャクソンなどの振り付け師として活躍し、歌手としてもデビューアルバム「フォエバー・ユア・ガール」(88)が世界的大ヒットを記録している。
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