草刈民代が寺田屋女将に NHK大河「龍馬伝」新キャスト発表
2010年5月7日 11:29

[映画.com ニュース] “福山龍馬”最愛の母は生きていた!? 今年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」で、主人公・坂本龍馬が幼少期に死別した生母・坂本幸役を演じた女優の草刈民代が、龍馬が愛した京都の旅館・寺田屋の女将・お登勢役で再登場することになった。6月13日放送の第24回で初登場。その後、福山雅治演じる大人へと成長した龍馬と“再会”し、龍馬から亡き母と瓜2つの存在として慕われていく。
草刈は5月6日、東京・NHK内スタジオに組まれた寺田屋のセットで会見。4月下旬からお登勢としての撮影に入り、既に福山とも共演済み。その様子を「(福山は)私の前に立つと福山さんじゃなくて龍馬という感じ。自然に芝居ができる」と笑顔で話した。この日初めて入ったという寺田屋セットの作りにも「立派で重厚感がある」と好評価。
新たに演じるお登勢は龍馬ら幕末の志士を支援した強き女性。「元気ハツラツと働く器の大きな女性のイメージ」とその印象を語り、演じるにあたっては「意識しないといけないのは、(幕末に生きた)男たちの志をきちんと汲み取ること」と力を込めた。
草刈は昨年バレリーナを引退し女優に転身、ドラマには「龍馬伝」で初出演。先日には、大胆なヌード写真集を発売し話題をさらったばかり。寺田屋といえば、宿泊中の龍馬が襲撃され、入浴中だった妻・お龍が裸のままその危機を救ったという寺田屋事件のエピソードが有名なだけに、お龍を演じる真木よう子とのお色気共演もある?と質問が飛んだが、「私はセクシーじゃないから……。あまりそういうことは……」とほほ笑んだ。
今年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」は、幕末の志士・坂本龍馬の一生を当時の経済人・岩崎弥太郎の視点から描くオリジナルストーリー。NHK総合テレビ毎週日曜夜8時ほかに放送中。(映画.com×文化通信.com)
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