「ファンボーイズ」前夜祭は、公開待ちわびたファンで大盛り上がり

［映画.com ニュース］　「スター・ウォーズ」の熱狂的ファンが繰り広げる冒険を描いたコメディ「ファンボーイズ」の日本公開を祝う「前夜祭ファンボーイズ＆ガールズNIGHT」が4月23日、東京・渋谷シアターTSUTAYAで行われ、公開を待ちわびたファンたちが集結した。

「スター・ウォーズ　エピソード1／ファントム・メナス」公開直前の1998年を舞台に、同シリーズの熱狂的なファンであるオタク高校生たちが、末期ガンで余命わずかの友人が抱く「死ぬ前に『エピソード1』を見たい」という願いを叶えるため、ジョージ・ルーカス監督の本拠地に侵入し、フィルムを盗み出そうとする痛快コメディ。本家シリーズから、キャリー・フィッシャー、レイ・パークらがカメオ出演しており、日本ではファンの公開署名活動が実を結び、劇場公開が決定した。

上映前には、署名活動の発起人である藤井隆史氏が登壇。コスプレイヤーたちやライトセーバーを手にしたファンで埋まった客席を見つめながら、「心の中に描いていた光景がここにあります。皆さんのフォースが大きなうねりとなって公開が実現したと思う」と感慨深げ。また、カイル・ニューマン監督のサイン入りポストカードなど貴重なグッズが当たるプレゼント大会も行われ、大盛り上がりだった。

中学時代の同級生だというファンの男性ふたり組は、「卒業以来ずっと会っていなくて、再会したのは2008年。幕張で行われた『スター・ウォーズ　セレブレーションジャパン』の駐車場で偶然、隣に車を止めていた」と感動の再会を熱っぽく語った。

「ファンボーイズ」はカルチュア・コンビニエンス・クラブの配給で、4月24日～5月7日、渋谷シアターTSUTAYでレイトショー公開。5月12日からTSUTAYA独占でDVDレンタル開始。