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木村多江主演作「東京島」が邦画で初めてエルメスとコラボレート

2010年4月7日 12:10

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エルメスのカレを身に付けて登場
エルメスのカレを身に付けて登場

[映画.com ニュース] 桐野夏生のベストセラー小説を木村多江主演で映画化した「東京島」の完成会見が4月7日、東京・銀座のメゾンエルメスで行われ、木村と共演の窪塚洋介福士誠治が出席した。

同作は、無人島に漂着した43歳の清子(木村)と16人の若い日本人の男たち、6人の中国人グループが繰り広げるサバイバル劇で、極限状態の中でむき出しにされていく人間の欲望や本性を描く。

昨年10~12月に沖縄の沖永良部島と徳之島で撮影されたそうで、木村は「今までに経験したことのないタフな現場。秋だったので結構寒くて、ガケの上で強風にあおられて生命の危機を感じた」と述懐。それでも、「最初から台風で足止めをくらって自然の脅威を感じたけど、撮影を進めるうちに自然の恩恵を感じるようになった」とすっかり魅了された様子。共演陣も「人が誰も来ないビーチもあって楽園のような場所」(窪塚)、「自然の中で人間の生きている感じが心地よい。途中で一度東京に帰ったけど、またすぐに島に戻りたくなった」(福士)と一様に懐かしんでいた。

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木村は、オファーがあった後に原作を読んだといい「私は薄幸とかネガティブなイメージを持たれていると思っていたので、こんなポジティブで生きる力の強い女性の役がなぜ私のところに来たんだろうと思った。でも、(そういう状況になれば)私もやっぱり生きるための本性がむき出しになると思う」と振り返った。作品は完成したばかりで、「まだ客観視できないけど、お酒のような映画。飲んでいるとだんだん止まらなくなって、時には酩酊(めいてい)してしまう映画」と分析した。

同作では、日本映画で初めてファッションブランドのエルメスとのコラボレーションが実現し、会見にも木村らが同ブランドのカレ(スカーフ)を巻いて登壇。劇中で大きな役割を果たす、清子が身につけるカレが4月8日から全国のエルメスブティックで発売される。

東京島」はギャガ配給で、今夏全国公開。

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