吹石一恵&釈由美子、ケンコバらのセクハラに“レッドカード”
2010年3月27日 17:39
[映画.com ニュース] お笑いタレントで放送作家の世界のナベアツが、柴田大輔監督との共同名義でメガホンをとった「さらば愛しの大統領」が3月27日、開催中の第2回沖縄国際映画祭・長編プログラム「Laugh」部門で上映され、両監督をはじめ主演の宮川大輔、ケンドーコバヤシ、吹石一恵、釈由美子が舞台挨拶を行った。
リムジンから降り立ったナベアツ監督らがレッドカーペット前に登場すると、待ちわびていた大勢のファンは“絶叫”でお出迎え。ナベアツ監督は満面の笑みを浮かべ、「オモロー! オモロー!」と連呼。そして、「豪華キャストと信頼できるスタッフと、素晴らしい作品をオモロー! 邦画史上最もコーラとポップコーンの似合う映画が完成した」と自信のほどをうかがわせた。
主演の“迷”コンビは、ナベアツ監督からのオファーを「うれしかったですよ。『よし! 頑張らなあかん』と思った」(宮川)、「宮川さんと一緒にライブをやったり仲良かったりするので、すぐにOKさせてもらった」(ケンドーコバヤシ)と述懐。それでも、「キャストの皆さんはすごい人たちばかりなので、宮川さんとディスカッションをしようと思ったら、韓国エステに消えていった」とボケるケンコバに宮川が全力でツッコミを入れるなど、丁々発止のやりとりに場内は爆笑だ。
そんな2人に対し、釈は「セクハラの嵐で大変な現場でした」とこぼせば、吹石も「釈さんのおっしゃる通り。エッチなことや答えられない会話が延々と続いていた」と“レッドカード”を突きつけた。しかし、懲りないケンコバが「ナベアツさんは、宮川さんの機嫌が良くなるようにGカップのメイクさんを呼んでいた」と暴露。見かねた釈が、「現場では『温めましょうか?』と言ってきて、かなり気持ち悪かった。スクリーンに映っているような紳士的な姿を現場でも見せてほしかった」と絶妙な“アシスト”でフォローしていた。
「3の倍数と3がつく数字のときだけアホになる」という新機軸の笑いで一世を風びしたナベアツが、次に打ち出したのが“5秒に1度は笑いがある”映画。大統領に就任した世界のナベアツに暗殺予告が出され、大阪府警随一の“迷”コンビが犯人グループ捜索に乗り出す姿を軸に描く。大統領暗殺予告犯を追うのは、血の気の多い早川刑事役の宮川と美人にめっぽう弱い番場啓二役のケンドーコバヤシ。ナベアツ大統領の動向を取材する人気ニュースキャスターを吹石が演じ、芸人ナベアツのマネージャーで当選後は大統領秘書となる原田には釈が扮する。
「さらば愛しの大統領」はアスミック・エース配給で、今秋に全国で公開。
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