ダニエル・ラドクリフ、まもなくハリー・ポッター役とお別れ
2010年3月3日 11:29

[映画.com ニュース] 前後編の2部作となるシリーズ最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝」を撮影中の俳優ダニエル・ラドクリフが、まもなく迎える同シリーズの完全クランクアップについて、「『ハリー・ポッター』にさよならを言うのはとてもさびしい」とその心境を明かした。
現在20歳のラドクリフは、10歳の時にオーディションに合格して以来、主人公のハリー・ポッター役を演じてきた。ラドクリフが先日、米MTVのインタビューに答えたところによると、すでに何人かの共演者は最後のシーンを撮り終えたそうで、彼らが現場を去る様子を見送るのはとても不思議な気がしたと語っている。「僕が10年間通ってきたメイクルームでその瞬間を迎えたんだ。胸に響いたよ。あと4、5カ月後、僕にもこのメイクルームを訪れる最後の日が来るんだと思った。僕らの撮影が終わったら、このスタジオは取り壊されて全体的に改築されることを考えると、余計に感慨深い」
しかし、「悲しいことばかりではない」と話すラドクリフは、同シリーズが世界的に成功を収めたことで、イギリスの映画産業の発展に貢献できたことを誇りに思うとコメント。ラドクリフの思い出が詰まったリーブスデン・スタジオは、これまで同シリーズしか撮影されてこなかったが、ワーナー・ブラザースが購入して大掛かりな改修を施した後、シェパートン・スタジオ、パインウッド・スタジオに続くイギリスで3番目の映画スタジオとして新しく生まれ変わる予定だ。
「『ハリー・ポッター』シリーズの素晴らしさは、ここ10年間のイギリス映画のなかでメジャーな作品であり続けたということだ。僕たちの映画は、僕も含めて多くの人に雇用の機会をもたらしたんだ」と語ったラドクリフは、同シリーズを卒業した後の新しいチャレンジにも夢を膨らませていると話した。
「ハリー・ポッターと死の秘宝」は前編が11月19日、後編が2011年7月15日に全米公開の予定。
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