ゴスペラーズとスキマスイッチの名曲を映画化、劇場公開へ
2010年1月29日 05:03
[映画.com ニュース] ソニー・ミュージックエンタテインメントが手がけるケータイ配信用ドラマで、話題のヒット曲をもとに映像化する「DOR@MO(ドラモ)」の第3弾として、昨年10月から期間限定で配信されたゴスペラーズの楽曲がもとの「ラヴノーツ 十二の果実。」と、スキマスイッチの楽曲から生まれた「8ミリメートル」が、2月27日から2週間限定で東京・新宿バルト9と大阪・梅田ブルク7で劇場公開されることが決定した。両アーティストの未公開映像もあわせて上映される。
「ラヴノーツ 十二の果実。」は、ゴスペラーズのデビュー15周年記念アルバム「Love Notes II」収録曲から、「永遠に」「ひとり」「ミモザ」「残照」「Slow Luv」をテーマに映像化。昭和17年と現代の2つの時代を舞台に、主演の阿部力、英玲奈がそれぞれ1人2人を演じるラブストーリーだ。監督はCMディレクターとして活躍する園田俊郎。「8ミリメートル」は、スキマスイッチが09年に発表したバラード3部作「Aアングル」「Bアングル」「8ミリメートル」の映像化。恋人と別れて新たな生活をおくる女性と、その彼女を忘れられない男のストーリーをファンタジックに描く。映画「檸檬のころ」で、高校生たちのみずみずしい青春を描いた岩田ユキ監督がメガホン、金井勇太、清水ゆみ、二階堂ふみらが出演する。
劇場公開時は「ラヴノーツ」「8ミリメートル」を2本立てで上映するほか、両アーティストの未公開特別映像も上映。ゴスペラーズは村上てつや、黒沢薫、酒井雄二の3人が、珍しいものを求めて日本中を調べ歩く探検隊に扮し、とある山奥で未知なるモノと遭遇しながら映画館での鑑賞マナーを呼びかける、コメディ仕立ての劇場マナームービーになっている。メンバーからも、「力作です(笑)! 楽しみにしていてください」と短いながらも、自信のコメント。スキマスイッチの特別映像は、あるテレビ番組をモチーフにしたもので、イメージ通りの脱力系な内容になっている。大橋卓弥と常田真太郎は、「詳しい内容は……秘密です(笑)。でも、すごいことになっているので、僕らも映画館で見るのがとても楽しみです」と猛アピール。さらにスキマスイッチの2人は、本編「8ミリメートル」にも「チラッと出演しているので探してみてください」と語っている。
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