日本人3人がアカデミー科学技術賞を受賞!
2010年1月13日 11:28
[映画.com ニュース] 映画芸術科学アカデミーは1月7日、今年のアカデミー科学技術賞受賞者を発表。映画用デジタルレコーダー出力専用フィルム「ETERNA-RDI」を開発した、富士フイルムの西村亮治氏、三木正章氏、細谷陽一氏が選ばれた。
ETERNA-RDIは、オリジナル画像の忠実な再現と良好なラボハンドリング性を追求したフィルム。画期的な画像にじみ低減、オリジナル画像に忠実な調子再現と色再現性、長時間レコーディングにも耐え、ラボハンドリング性を向上する写真安定性といった特長を持つ。
アカデミー科学技術賞は、映画製作に貢献した重要な技術と技術者に贈られるもので、今年はILMが開発し、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどで使用されたオンセット・パフォーマンス・キャプチャー・システム「Imocap」や、多くのデジタル中間ファイルに関する技術を含む、46人の技術者による15の功績が選出された。
同賞の対象は、前年に開発、発明された技術に限られないが、映画製作の発展に大きく貢献した記録を必要とする。業界初のデジタルレコーダー出力専用フィルムであるETERNA-RDIは、2007年4月に市場に導入されていた。
授賞式は、2月20日にロサンゼルスのビバリーウィルシャー・ホテルで行われる。
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