ズームイン発「書道ガールズ甲子園」成海璃子主演で映画化!
2009年12月24日 05:55
[映画.com ニュース] 日本テレビ系「ズームイン!!SUPER」で特集されて大きな反響を呼んだ「書道ガールズ甲子園」が、成海璃子主演でワーナー・ブラザースから映画化(タイトル未定)されることが決まった。
「書道ガールズ甲子園」は、愛媛県四国中央市で開催される“書道パフォーマンス甲子園”が原型。6人1組のグループが、書道の基本的な技術やパフォーマンスを駆使しながら、それぞれが掲げるテーマに沿って腕を競い合う競技だ。08年7月に同所で開催された際の映像が「ズームイン!!SUPER」で全国放送されたところ、わずか9分間のオンエアにもかかわらず平均視聴率10%を記録した。
これを受けて同番組は、今年元旦に「書道ガールズ甲子園」と題した大会を開催。全国の書道部に所属する女子高校生が、音楽にのせて縦横10メートル以上もある紙の上で書道パフォーマンスを展開した。9月21日に放送された第3回大会は、埼玉県川口高校書道部が2連覇を果たしている。
メガホンをとるのは、「マリと子犬の物語」の猪股隆一監督。主人公の書道部部長に扮する成海は、「高校生の話ということで、今しかできない作品だと思いました。部長として、部員のみんなと一緒に、皆さんに元気を与えられるような作品をつくりあげたいと思います」とコメントを寄せている。成海は、10年公開の「武士道シックスティーン」で北乃きいとともに剣道に青春を捧げる女子高生役を演じている。書道と剣道という“大和撫子”を体現するジャンルに挑戦することが、成海にどのような相乗効果をもたらすのかに注目が集まる。
また、10年元旦の「新春!ズームイン!!SP」内で放送される「第4回書道ガールズ甲子園」で詳細が発表される予定。その後、1月中旬にクランクインし、5月に全国で公開。