相武紗季“ドッキリ”心霊写真演出に絶叫
2009年12月7日 06:02
[映画.com ニュース] 相武紗季の初主演映画「NECK」が、11月30日にクランクアップした。記念撮影には、共演の溝端淳平、栗山千明、平岡祐太らとともに“影の主人公”ともいうべきお化けの「ゆかりちゃん」も現れ、絶叫で“ドッキリ”演出にこたえた相武の姿にスタッフは大喜びだった。
同作は、映像化に不向きな作風で知られる学歴・職歴非公表の覆面作家、舞城王太郎が原案。映像化を視野に入れたオリジナルストーリーで、「胸キュンホラー」という新ジャンルを構築し、映画と舞台用に同名作2本を書き下ろした。映画では、お化けを作り出そうと独自の研究を続ける大学生・杉奈に扮する相武と、そんな杉奈に恋をする大学生役の溝端が繰り広げる風変わりな恋愛模様を描く。
この日は、「恋のドキドキと恐怖のドキドキは紙一重!?」という作品テーマにちなみ、相武が作り出したお化けの「ゆかりちゃん」が撮了記念の写真撮影に極秘参加。幽霊らしく4人の背後にある窓ガラスからの登場に、仰天した相武は思わず「キャー!!」。ほのぼのとした雰囲気で、11月3日から約1カ月にわたった撮影を締めくくった。
舞台版「NECK」は、映画とは異なるストーリーで展開。溝端は、物語の中心となる4人のうちの1人として出演する。ほかに板尾創路、森崎博之、鈴木浩介らが結集し、2010年2月12日から東京・青山円形劇場で公演。
「NECK」はアスミック・エース配給で、2010年夏に全国で公開。