高島礼子、絶叫の練習の成果は?「Dear Heart」公開
2009年12月5日 13:43

[映画.com ニュース] 高島礼子主演のサスペンスホラー「Dear Heart/震えて眠れ」が12月5日、公開初日を迎え、高島をはじめ、榎木孝明、加藤和樹、井坂聡監督が、メイン館となる東京・シアターN渋谷で舞台挨拶を行った。
高原の別荘を舞台に、元殺人鬼の心臓を移植され人格が変貌した夫(榎木)を救おうと奔走する妻(高島)の戦いを描く。高島は、経験が少ないサスペンス作品への出演に「台本をもらう前から、勝手に絶叫の練習をしていました。実際にそういうシーンはないので、無駄でしたけれど(笑)」と告白。撮影中は観客が感情移入しやすいように、「変な小芝居はせずに、自然な演技を目指した」と語った。
榎木は、心臓移植を機に狂気に目覚める役どころについて「まんざら嫌いじゃない。姫(高島)をイジめるのが楽しくて」とニヤリ。そんな榎木の怪演に対し、加藤は「ヘビに睨まれたようで、身動きできなかった」と苦笑いを浮かべていた。
井坂監督は血を見るのが苦手だそうで、「おこがましいが、ヒッチコック監督のような心理に迫る作品になればと。素晴らしい役者さんに恵まれ、楽しい撮影だった」と振り返った。
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