佐々木希、一度は断った初主演作「天使の恋」で女優開眼
2009年10月20日 11:30

[映画.com ニュース] 佐々木希の初主演映画「天使の恋」が10月19日、第22回東京国際映画祭の特別招待作品として上映され、佐々木と共演の谷原章介、寒竹ゆり監督が会場のTOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台挨拶に立った。
過去のトラウマで人を信じられなくなった17歳の女子高生・理央(佐々木)が、18歳年上の大学講師・光輝(谷原)に出会い、運命的な恋に落ちていく姿を描くラブストーリー。佐々木は、実際に18歳年上の男性と恋に落ちる可能性について「谷原さんのような格好いい人であれば全然ありです」とはにかんでみせた。主演にはプレッシャーがあったようで、一度は出演を断ったそうだが「監督にお会いして熱い思いが伝わってきたので、やるしかないと思った」と決断に至った経緯を告白。「撮影を通していろいろなことを経験した。この経験をこれから生かしていければ」と、女優としての成長を誓った。
寒竹監督も「初めての本読みの時はどうしようかと思った」そうだが、「かわいい顔して根性があるし、こちらの言うことを何でも吸収した。谷原さんの包容力もあって、希もやりやすかったのでは」と努力を称賛。自身の主演作「ハンサム★スーツ」で佐々木と共演経験のある谷原は、「前回と違って今回はいろいろなものを抱えた難しい役どころだったが、撮影の1カ月半の間に目覚ましい成長を遂げて、人はこんなに変化していくんだと思った。花が開いていく瞬間に立ち会えてよかった」と、佐々木の成長ぶりに目を細めていた。
「天使の恋」は11月7日全国ロードショー。
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