ホワイトハウス、2016年五輪に関する米ニュース局の虚偽報道を非難
2009年10月2日 11:34
[映画.com ニュース] ホワイトハウスが9月30日、公式ブログを通じて米ネットワーク局フォックス傘下のフォックス・ニュース・チャンネルが虚偽の報道をしたと、露骨に非難した。
同局のコメンテーター、グレン・ベックは29日夜の放送で、2016年夏のオリンピックをシカゴに招致するために、オバマ大統領がコペンハーゲンの国際オリンピック委員会(IOC)総会への出席を決めたことを受け、「かつてバンクーバーは五輪開催によって、10億ドルの損失を被った」と例を挙げてその行動を非難した。
これに対し、ホワイトハウスのオンライン・プログラム・ディレクター、ジェシー・リーのブログは、ベックの発言を引用した上で「バンクーバーでは、2010年までオリンピックは開催されない」とバッサリ。
ベックが、「カルガリー」と言おうとして「バンクーバー」と間違えたことは明白だが、発言が間違っていることを攻撃するのみで、肝心のオリンピック開催が経済的に有益かどうかについては言及していない。同ブログはほかにも、同番組のゲストによる発言の間違いなどを列挙して指摘している。
ホワイトハウスの行動にしては、少々子どもじみているが、この背景には保守派のベックがこれまでも再三、挑発的なコメントでホワイトハウスを攻撃してきた経緯がある。
さらに、ホワイトハウスが同局を蔑視しているふしもあり、大統領が同局以外のネットワーク局全局のインタビューを受けたり、 同局のクリス・ウォレスが、ホワイトハウスを「泣き虫たちの最大の集まり」と揶揄するなど、両者の間には溝が広がる一方だ。
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