中村優一「セクシー」宣言で初日を“疾走”。「湾岸ミッドナイト」

2009年9月14日 12:00


室賀監督の緊張感は、トイレを我慢していたからだった!
室賀監督の緊張感は、トイレを我慢していたからだった!

[映画.com ニュース] 楠みちはるの人気漫画を実写映画化した「湾岸ミッドナイト THE MOVIE」が9月12日、全国30スクリーンで封切られ、メイン館となる東京・新宿ミラノ2では主演を務めた「D-BOYS」の中村優一加藤和樹小林涼子松本莉緒室賀厚監督が舞台挨拶に立った。

原作は週刊コミック誌「ヤングマガジン」(講談社)で連載され、コミック単行本累計発行部数1700万部を記録。これまでもビデオ映画としてシリーズ化され人気を博してきたが、劇場版として製作されるのは初めて。高校3年生の主人公が、“悪魔のZ”と呼ばれるいわくつきの車に魅せられ、カーレースの世界に没頭していく姿を描く。

中村は「昨年末に撮影をしたのですが、屋外のシーンが多くて大変だった。深夜に及んだ現場はすごく寒かった」と述懐。その後は極度の緊張からか、加藤に助け舟を求めるひと幕もあったが「もうじき22歳になるので、セクシーになりたい。大人の色気を放って、映画の世界観と同じように突っ走りたい」と宣言し、客席の女性ファンを喜ばせた。

中村の緊張が伝染したのか、室賀監督も終始硬い表情。それでも、「撮影中は、完成しないんじゃないか?と思うくらい大変だったけれど、スタッフ、キャスト全員が頑張ってくれた」と称えていた。

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