上野樹里「楽しくてしょうがない」と、岸谷五朗監督の手腕を絶賛
2009年9月2日 12:00

[映画.com ニュース] 上野樹里、木村佳乃が主演、岸谷五朗が初監督を務めた「キラー・ヴァージンロード」(9月12日公開)の試写会が9月1日、東京・半蔵門のTOKYO FMホールで行われ、上野、岸谷、共演の寺脇康文がトークショーを行った。
映画は、結婚式前日に誤ってアパートの大家(寺脇)を殺害してしまったダメOLのひろ子(上野)が、自殺願望を抱く福子(木村)とともに逃避行を繰り広げる様子を描いたコメディ。上野の起用について岸谷は、「樹里は10代の頃からとてつもない魅力を持ったがむしゃらな子だったが、最近はますます力をつけていい女優になり、天才ぶりを発揮してる。輝き出していて、起用するなら今だと思った」と話し、「役の言葉で話せる、役になりきれる女優」と絶賛。上野も初監督となる岸谷の手腕について、「芝居をやってみせてくれるから、すぐ理解できた。初監督なのに悩んだりせず、ちゃんとプランがあった」と称え、「現場は楽しくて、映画からは、そんな楽しくてしょうがない五朗ワールドが感じ取れるはず」と作品をPRした。
一方、カツラに黒縁メガネというルックスで、すぐに殺されてしまう役どころに起用された寺脇は、「今回の役で全てのキャリアを投げ捨てた(笑)」と笑ったが、これには25年来の付き合いという岸谷の「康文くんは『相棒』がヒットして、かっこよくなり始めていたけど、彼はもし脇役大賞とかがあったら受賞しているはず。そんな彼の本当のすごさを見せてやろうと思った」という思惑があったそうだ。
この日は一般から宣伝アイデアを募集し、その中からグッドアイデア賞を選ぶというイベントも行われ、上野は「映画を見ていないのに宣伝しようなんてスゴイ」と感心。選ばれたアイデアは、劇中のひろ子のようにウェディングドレスを着てバイクを走らせて宣伝するというもので、受賞者には岸谷と上野から本物のウェディングドレスがプレゼントされた。
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