マリエ、高校生に国際人の心得を伝授!「正義のゆくえ」講義付き試写イベント
2009年8月25日 12:00

[映画.com ニュース] ハリソン・フォードが不法滞在者の取締官に扮し、現代アメリカの移民問題に真正面から取り組んだ社会派ドラマ「正義のゆくえ/I.C.E.特別捜査官」の高校生を対象とした試写会が、8月24日、東京・新宿の芸能花伝舎にて行われた。ニューズウィーク日本版の竹田圭吾編集長とモデル・タレントのマリエがそれぞれ特別講師、聴講生として登壇。移民問題に関する講義を行った。
本作は、脚本に惚れ込んだフォードが、低予算にも関わらず出演を快諾した初の非メジャー系作品。正義感が強く良心的な移民局I.C.E.のベテラン捜査官マックス(フォード)が、同僚の妹が殺された事件をきっかけに、人情と職務のはざまで苦悩する姿を描く。
フランス系カナダ人を父に持ち、オーストラリアやアメリカで暮らすなど海外経験も豊富なマリエは「今まで自分が触れてきたカルチャーが鮮明に描かれている」と映画を賞賛。熱心にメモを取る高校生たちと一緒に、竹田編集長の授業に耳を傾けた。ふだんは大胆な発言とユニークな言動で周囲を煙に巻くマリエだが、この日ばかりは真剣な表情で「小さい頃はハーフだからといじめられた」と悲しい過去を告白。「9・11後にアメリカに留学したら、クラス全員が『戦争すべきだ』と言っていて驚いた」など、海外生活での体験談を披露した。
また、グローバル化社会を生きる高校生へのアドバイスを求められると「(ジャンルの違う)ロックやポップスを聴くように、人種の違いも拒絶せず知ろうとすることが第一歩。それでダメならしょうがない(笑)」とコメント。いつもとは違うまじめな一面を見せた。
「正義のゆくえ/I.C.E.特別捜査官」は9月19日公開。
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