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大ブームの「蟹工船」映画版完成。松田龍平「胸が熱くなった」

2009年4月13日 12:00

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80年前の物語の現代風アレンジはいかに?
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[映画.com ニュース] 1929(昭和4)年に出版され、昨年は、流行語大賞トップ10にも選ばれるなどブームを巻き起こし、売上総数160万部を突破するベストセラーとなった小林多喜二によるプロレタリア文学の名作を映画化した「蟹工船」(今夏公開)。4月10日、東京・半蔵門のTOKYO FMホールにて同作の完成披露記者会見が行われ、主演の松田龍平西島秀俊高良健吾新井浩文柄本時生、お笑いコンビTKOの木下隆行木本武宏、監督のSABUが舞台挨拶に立った。

同作は、出稼ぎ労働者たちがカムチャッカ沖で獲った蟹を缶詰に加工する蟹工船「博光丸」で、劣悪な環境下で働く労働者たちを描く群像ドラマ。人間扱いされずに働かされていることに疑問を抱いた労働者の新庄(松田)は、情け知らずの現場監督の浅川(西島)に立ち向かい、労働者たちを蜂起させストライキに打って出る。

昨今の経済不況による“派遣切り”や“ワーキングプア”などの低賃金労働者から、圧倒的な支持を得た小説の映画化について、松田は原作をまだ読んでいないことを明かしながらも、「あまり社会的なことは意識しなかったが、作品を通して単純に胸が熱くなったし、パワーをもらった。暗くつらい話だけど、そこに監督が光を入れている。浅川のような分かりやすい敵がいないぶん、現代の方がつらいかもしれない」と語った。冷酷な現場監督・浅川を熱演した西島は、「ただ暴力的なだけではない極悪人を意識して演じた。あまりの極悪ぶりに“快感”を覚えたので、今後はこういう役をもっとやりたい」と、新境地を開拓したようだ。

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主人公のいない群像小説の映画化についてSABU監督は、「集団の話なので全員にスポットライトが当たるように意識した。笑えて、泣けて、感動して、最後に燃える。小林多喜二さん(1933年死去)にも自信を持って、これが『蟹工船』だと言える」と作品の出来を自賛し、会見を締めくくった。


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