見どころは北大路欣也の目力?ゲキ×シネ「五右衛門ロック」舞台挨拶
2009年4月10日 12:00

[映画.com ニュース] 演劇をスクリーンで上映する“ゲキ×シネ”の第6弾として、08年夏に東京・大阪で上演された劇団☆新感線の舞台を最新デジタル技術で映像化した「五右衛門ロック」。4月8日、東京・新宿の新宿バルト9で完成披露試写会が行われ、キャストの古田新太、松雪泰子、森山未來、橋本じゅん、高田聖子、粟根まことが登壇した。
全編迫力のロック音楽にのせて、歌あり踊りあり、笑いも涙も盛りだくさんで描く「五右衛門ロック」は、仲間の計らいで釜茹の刑を免れた大泥棒・石川五右衛門(古田)が、秘宝を求めてたどり着いた南の島・タタラ国で繰り広げる冒険活劇。この日登壇したキャスト以外では、五右衛門を追う役人を江口洋介が演じ、秘宝が眠るタタラ国の国王役を北大路欣也が演じている。
映画版「五右衛門ロック」の感想を聞かれた古田は、「舞台はバンドの生演奏で歌うので楽しかったが、映画はそのライブ感がないのですごく歌が長く感じる」と、いきなりのダメ出しで笑いを誘ったが、「ゲキ×シネの良いところは顔をアップで見られること。北大路先輩の目力は、近くで見ると本当に恐い(笑)」としっかり見どころを語った。大御所俳優・北大路の迫力にはほかのキャストも圧倒されていたようで、橋本は「トイレで北大路先輩と2人きりになり、去り際に一言『マッチョ』と言われた。その後しばらく動けなかったのをトラウマのように覚えている(笑)」と珍エピソードを明かした。
また、この日は劇団☆新感線が特別な日に必ずやるという“煎餅撒き”が行われた。ド派手な衣装で登場したゲストの冠徹弥が主題歌「五右衛門ロック」を歌う中、キャストもノリノリで客席の後ろの方まで足を運んで特製煎餅を撒き、映画のヒットを祈願した。
「五右衛門ロック」は5月16日より新宿バルト9ほか関東・関西エリアで公開。今秋、全国公開。
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