リーアム・ニーソン、妻ナターシャの死後初の現場へ。新作の撮影を終了
2009年4月1日 12:00
[映画.com ニュース] スキー中の転倒事故による脳損傷のため女優ナターシャ・リチャードソンさんが3月18日に急逝したが、彼女の夫で俳優のリーアム・ニーソンが、事故当時に撮影中だったアトム・エゴヤン監督作「クロエ(Chloe)」の現場に復帰、無事に撮影を終了させたと米ピープル誌が報じた。
ナターシャさんの事故は、カナダ・モントリオール近郊のスキー場で起こった悲劇だったが、事故当時、同じくカナダのトロントで同作の撮影中だったニーソンは、知らせを聞いてすぐに妻のもとに駆けつけていた。ナターシャさんはその後、ニーソンらに付き添われてニューヨークの病院に搬送されたが、2日後に亡くなった。
「クロエ」は、ジュリアン・ムーア、アマンダ・セイフライドら共演のスリラー。ニーソンの復帰を待って先週27日にすべての撮影をトロントで終了、無事クランクアップしたという。
ナターシャさんは3月22日、ニューヨーク州ミルブルックの自宅近くの墓地に埋葬された。