“ジョージ・クルーニー風味”の豆腐の味は?動物愛護団体が製品化を企画
2009年3月16日 12:00
[映画.com ニュース] 過激な抗議活動で知られる国際動物愛護団体「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」が、ジョージ・クルーニーの汗を配合した豆腐を製品化するというアイデアについて、クルーニーに手紙で直訴していたことが分かった。
米ワシントン・ポスト紙によれば、ことの発端は、PETAのイングリッド・ニューカーク会長が、クルーニーがジムで使ったタオルを入手したことにあるらしい。どういうきっかけか、そのタオルを手に入れたPETAの支持者が、オークションに出品するなどして活動費用に充てたらどうかと持ち込んだようだが、クルーニーの大ファンだというニューカーク会長は、すぐさまタオルに染み込んだ汗を使った豆腐作りを思いついたという。
同会長いわく、その目的は、「豆腐をより魅力的な存在にすることで、食卓に上る動物たちの命を救うことにある」とか。ほかに、クルーニーへの手紙にはこう書かれていたという。「あなたのファンなら、“クルーニー豆腐(CloFu)”を食べると考えただけで気絶しそうになるのはもちろんですが、何より、これまで豆腐には味がない、調理方法が分からないと敬遠していた人たちも引きつける効果があるはずです」。また、技術的には、「インスタントのグレービーソース用の人工チキンフレーバーを作るのと同じこと」だと主張している。
この申し出に対してクルーニーは、「哺乳類の一員として心外だ」とするコメントを出したようだ。