「ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」主演クリスティン・クルックを直撃
2009年2月27日 12:00

[映画.com ニュース] 87年の第1作の発表以来、対戦格闘ゲームのスタンダードとしてファンを魅了してきた「ストリートファイター」シリーズ。同シリーズの中でも抜群の人気を誇るキャラクター、中国の美人格闘家・春麗(チュンリー)が遂に実写映画になった。バイソン、バルログ、ベガ、元といったキャラも出演の「ストリートファイター/ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」で、春麗役として見事なアクションをキメたクリスティン・クルックに話を聞いた。
82年生まれ、カナダ出身のクルックは今回が初来日。父親がオランダ系、母親が中国系と、エキゾチックな雰囲気を感じさせる彼女は、大きな瞳を輝かせながら撮影を振り返る。「アクションは初体験だったけれど、とても楽しかったわ。ワイヤーアクションをこなせたのも、子供の頃に体操と空手を習っていたのがすごく役に立ったと思う。ただ、アクション監督のディオン・ラム(『マトリックス』3部作等に参加)が完璧主義者で、技がキマるまで同じ動きを何度もやらされちゃった(笑)」
撮影開始の5週間前から、スタントチームとバンコクに入り、アクションのトレーニングを積んだという彼女。それは週に5日間、1日4時間に及んだという。「監督含めて全員が意識していたのは、“この作品はアクションが本物でなければ成立しない”ということ。だから見どころは、とにかくファイトシーン! 春麗とライバルたちのバトルシーンをぜひ見てほしい。何といってもこれは『ストリートファイター』の映画なんだから」

裕福な家庭で育った令嬢が、なぜ路上で闘うファイターとなるのか? 劇中では、ゲームの“エピソード0”的な物語が展開されていく。「アクション映画としてはもちろん、ゲームのファンはぜひ彼女のバックグラウンドを楽しんでほしい。ゲームの最新作(『~IV』)も発売されたばかりでしょ? すごいタイミング、まさにプラン通りよね(笑)」
「ストリートファイター/ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」は、2月28日より全国公開。
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