武豊が凱旋門賞への再挑戦に意欲。「ジョッキーを夢見る子供たち」イベント
2009年1月16日 12:00

[映画.com ニュース] ジョッキー養成学校で学ぶ子供たちにスポットを当てたフランス映画「ジョッキーを夢見る子供たち」の公開を記念し、1月15日、東京・渋谷のカフェプロローグにて、本作に出演している騎手・武豊と、日本人として初めてフランス競馬調教師免許を取得した小林智氏が、日本のジョッキー養成寄宿学校に通う15歳から19歳の生徒たちを前にトークショーを行った。
本作は、フランスで唯一の国立騎手養成学校を舞台に、厳しい勝負の世界で人生の試練に立ち向かう思春期の子供たちの姿をとらえたドキュメンタリー。作品には武が出場した06年のフランス・凱旋門賞の模様も収録されているが、撮影しているのを知らなかったという武は、「先に言っておいて欲しかった。勝っておけば良かったと改めて思いました」と苦笑い。また同レースへの再挑戦について、「難しいと思い過ぎず、トライすることが必要。近い将来に日本の馬が必ず勝つと思うので、その時の騎手は僕であってほしい」と意欲を見せた。
イベントを終えてマスコミの取材に応じた武は、作品について「映像に迫力があるので、競馬を知らない人でも楽しめる。この映画を見て競馬に興味を持っていただければうれしいです」とPR。また自身をスクリーンで見た感想を聞かれると、「普段は競馬番組に出演するくらいなので不思議な感じでした。ギャラはもらってませんよ(笑)」と冗談交じりに話して報道陣を笑わせた。
「ジョッキーを夢見る子供たち」は1月24日より渋谷シアターTSUTAYAにて公開。