フランスの伊達男セルジュ・ゲンズブールの伝記映画製作へ
2008年11月26日 12:00
[映画.com ニュース] 米ユニバーサルが、91年に62歳で他界したフランス音楽界のアイコンにして異端児セルジュ・ゲンズブールの伝記映画「Serge Gainsbourg(vie heroique)」を製作することが分かった。同スタジオにとっては初のフランス語の映画。
ゲンズブールは、「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」「夢見るシャンソン人形」(フランス・ギャルへの楽曲提供)などのヒット曲を手がけたフレンチポップを代表する歌手・作曲家・プロデューサー。映画監督としても活躍した。酒とタバコを手放さなかった破天荒なライフスタイルと、ブリジット・バルドーやジェーン・バーキン、バネッサ・パラディほか数々の美女と浮名を流したことでも広く知られている。女優で歌手のシャルロット・ゲンズブールは、3番目の妻となったバーキンとの間にもうけた娘。
フランスのバンドデシネ(漫画)作家ジョアン・スファールの監督デビュー作となる今作でゲンズブールを演じるのは、主にフランスの演劇シーンで活躍中のエリック・エルモスニーノ(「愛の報酬 シャベール大佐の帰還」ほか映画出演多数)。
ゲンズブールをめぐる女たちを演じる女優陣にも美女が揃った。モデル出身のレティシア・カスタがバルドー役、アナ・ムグラリス(「そして、デブノーの森へ」)がゲンズブールとのコラボレーションでも知られる歌手ジュリエット・グレコ役、ミレーヌ・ジャンパノワ(「中国の植物学者の娘たち」)がゲンズブール最後の愛人バンブー役に決定している。
09年1月にパリで撮影が行われ、フランスでは2010年公開予定。
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