浅草仲見世のレッドカーペットでお練り!「したまちコメディ映画祭」
2008年11月25日 12:00

[映画.com ニュース] 浅草と上野を舞台に国内外のコメディ映画を上映する日本初の本格的国際コメディ映画祭「第1回したまちコメディ映画祭in台東」(11月21日~24日)のオープニングイベントが11月22日に行われ、東京・浅草の雷門~仲見世通り~浅草寺まで敷き詰められた450メートルのレッドカーペットで映画祭ゲストがお練りを行った。
同映画祭は日本のコメディ発祥の地・浅草と、日本有数の芸術・文化施設が数多い上野の2カ所で、新作旧作問わず、厳選されたコメディ映画を上映するイベント。
オープニングイベントでは「劇場版 カンナさん大成功です!」から主演の山田優や山崎静代(南海キャンディーズ)ら、「ライラにお手あげ」から初来日のボビー・ファレリー監督(兄ピーター・ファレリー監督はインフルエンザのため来日せず欠席)、「デコトラの鷲/祭りばやし」から哀川翔らが人力車で雷門前に到着。駆けつけたファンの歓声に応えながら、浅草寺まで敷き詰められたレッドカーペットを練り歩いた。
浅草在住のクリエイターで、総合プロデューサーのいとうせいこうは「こんなにスターや監督との距離が近いレッドカーペットは初めてで感動しました」とイベントの興行に自信を見せた。
続いて浅草公会堂で行われた「劇場版 カンナさん大成功です!」の舞台挨拶には山田優らキャストが登壇。本作が初主演となった山田は、鈴木由美子の大人気漫画が原作とあってプレッシャーもあったようだが、「漫画のイメージを気にせず、自分なりに演じた。全身整形した女の子の役ですが、昔のコンプレックスや癖がまだ抜けていない部分をどこまで表現していいのか、監督と話し合いながら役作りしました」と撮影を振り返った。また“勘違いブス”を演じた山崎は「ブスの気持ちが分からなかったですね」と役を地でいく勘違いぶりを炸裂させ、会場の爆笑を誘っていた。
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