オバマ新大統領のドキュメント映画を、エドワード・ノートンが製作
2008年11月11日 12:00
[映画.com ニュース] 俳優のエドワード・ノートンが、アメリカの新大統領に決まったバラック・オバマ氏のホワイトハウスまでの道のりを綴ったドキュメンタリー映画を製作することになった。
同作を製作するのは、ノートンの製作プロ“クラス5フィルムズ”。このほど同社が、全米のケーブルネットワークHBOとの契約を締結。09年年明け早々にもオンエアされる予定。
米ハリウッド・レポーター誌によると、ノートンは06年より米大統領候補のダークホースだったオバマ氏にアプローチし、彼が政治の世界に入ったいきさつや政治信条を語るドキュメンタリー映画の製作を持ちかけたという。監督はアリシア・サムズ&エイミー・ライスで、イリノイ州選出の上院議員だったオバマ氏が07年に米大統領選への出馬を表明し、熾烈なキャンペーンを戦う姿を、両監督が長時間に渡って収録してきたそうだ。
ノートンは同誌に、「オバマ上院議員の今回のキャンペーンは歴史に残る戦いで、我々の映画はアメリカにとって極めて重大な歴史的瞬間をとらえることができた。古い偏見を打破し、新しいリーダーシップの時代がようやくスタートした変革期の到来を描いている」と語っている。