福田沙紀らが制服姿でめでたく卒業式!「櫻の園」初日
2008年11月10日 12:00
[映画.com ニュース] 1990年の同名映画を中原俊監督がセルフリメイクした「櫻の園」が11月8日に初日を迎え、東京・有楽町の丸の内ピカデリー2で、主演の福田沙紀、共演の杏、大島優子、はねゆり、武井咲、柳下大、菊川怜、中原監督が舞台挨拶を行った。
本作は、名門女子高校に通う悩み多き高校3年生たちが、ある事情が原因で上演が禁止されていたチェーホフの戯曲「桜の園」の再演にかける姿を描く青春ドラマ。
映画初出演にして初主演を務めた福田は、「映画はいかがでしたか? もう1回見に来てくださいね」と笑顔でPR。共演者も「いろいろな世代に受け入れられる作品」(杏)、「撮影現場はすごく楽しかった。その楽しさが画面から伝わったと思う」(はね)と、口々に自信をのぞかせた。
また、劇中はもちろん、プロモーション活動でも着てきたセーラー服姿はその日が最後とあって、初日舞台挨拶が一転、“櫻華学園卒業式”に。教師役を演じた菊川からキャストひとりひとりに、それぞれの役柄に沿ったコメントが書かれた卒業証書が渡された。
福田は菊川から「リーダーとして新しい風を吹き込んでくれた。あなたなくして『櫻の園』の再演はあり得なかった」と読み上げられると、「実生活ではまだ卒業していないので不思議な気持ち」とハニカミながらも、「初日を迎えてスタッフ、キャスト一同、うれしさと感謝の気持ちでいっぱい」とリーダーとしての晴れ舞台を立派に務め上げた。