アブリル・ラビーン、セクシー過ぎてライブ中止の危機!
2008年8月21日 12:00
[eiga.com 音楽ニュース] 今月末、マレーシアでライブを開催する予定だったアブリル・ラビーンだが、同国のイスラム教の政党から彼女のパフォーマンスは“セクシー過ぎる”と、コンサート中止を要求する声が上がっている。
全マレーシア・イスラム党の役員は、「我々は彼女のパフォーマンスがセクシー過ぎると考えています。マレーシアの観客には適切ではありません。我が国民、若者に悪い影響を与えてほしくないのです。我々には、クリーンなアーティスト、模範となるアーティストが必要です」とコメント。同党は、文部省やコンサートが行われるクアラルンプールの市長に抗議の文書を送付済みだという。
ライブは8月29日に予定されているが、同国文部省によると政府はまだ開催を承認したわけではなく、この後開かれる会議でプロモーターからの申請を検討する。 マレーシアでは、イスラム教の教義によりパフォーマーは胸のあたりから膝までを覆うよう要求されており、ヘソ出しなどはもってのほか。アブリルの場合、たとえライブ開催が認められても、衣装の変更はもちろん、シャウトやジャンプ、ハグなどのアクションが一切禁止される可能性もあるそうだ。
ちなみに、マレーシアでは昨年、グウェン・ステファニーのライブにも反対の声が上がった。ライブは敢行されたが、グウェンはほとんど肌を露出しないコスチュームでステージに上がっている。