世界で闘う安藤美姫の“癒し”はコレ!「チェブラーシカ」試写会で歌も披露
2008年7月1日 12:00
[映画.com ニュース] ロシアを代表する人形アニメーションで、日本でも01年に渋谷のミニシアターで公開された「チェブラーシカ」(ロマン・カチャーノフ監督)。7月19日から全4話完全デジタルリマスター版が劇場公開されることになり、6月30日、東京・渋谷のシネマ・アンジェリカで試写会が催され、チェブラーシカの大ファンであるフィギュアスケートの安藤美姫がトークショーを行った。
本作は、都会の片隅の電話ボックスで暮らす正体不明の生き物、チェブラーシカと、動物園で働く孤独なワニ、ゲーナの心温まる交流を描いた人形童話。チェブラーシカは、ロシアでは国民的人気キャラクターとして幅広い世代に愛され、今夏開催の北京五輪ではロシア選手団の公式マスコットとして採用されている。
数年前、ロシアの大会に出場した際、観客からたくさん投げられたチェブラーシカのぬいぐるみの可愛らしさに一目惚れしたという安藤。「(チェブラーシカは)私にとって心癒される存在。ぬいぐるみや枕、マグカップ、小物入れや手帳など、家中チェブラーシカ状態です」とニッコリ。お気に入りのシーンを聞かれると、「オープニングで、チェブラーシカがオレンジの木箱から出てきてパタッと倒れるところです。ぎこちない動きも含めて可愛い」と語った。
本作の魅力については、「仲間を思いやる気持ちは見習いたいですね。フィギュアスケートの試合でも、リンクに立っているのは自分ひとりですが、いろんな人の支えがあってこそ立てていると思うので」と、作品のメッセージと自身のスケート人生を重ねたが、「チェブラーシカの衣装で試合に出場してみては?」という司会者の質問には、「もう少し若かったら出来たかも……」と笑わせる一幕もあった。また、安藤が「チェブラーシカ」の主題歌をロシア語で披露したり、チェブラーシカの着ぐるみも登場したりと、トークショーは多いに盛り上がった。
「チェブラーシカ」は7月19日より公開。