仲里依沙に「パパ」と呼ばれ、宮迫デレデレ。「純喫茶磯辺」舞台挨拶
2008年6月11日 12:00

[映画.com ニュース] 6月10日、人気お笑い芸人の宮迫博之が中年メタボ親父に扮する映画「純喫茶磯辺」の試写会が、東京・新橋のヤクルトホールで開催された。主演の宮迫と彼の娘役を演じた仲里依沙、本作の監督・脚本を手がけた吉田恵輔が舞台挨拶を行った。
本作は、8年前に妻が家を出て以来、高校生になる娘・咲子(仲)と2人暮らしをしている磯辺裕次郎(宮迫)が、父親の遺産を手に入れたことをきっかけに、「モテたい」という不純な理由で喫茶店を始める……というストーリー。
不器用なダメ人間たちの悲喜劇が綴られる本作について、吉田監督は「宝くじを当てたある夫婦が、長年務めた会社を辞めて喫茶店を始めるが、すぐに店は潰れた上に夫婦は離婚した、という話を友達から聞きました。なんて陰惨な話だと思ったけれど、無謀にチャレンジする姿に感銘を受けて映画にしたいと考えました」とその誕生秘話を語った。
“無謀なチャレンジ”で喫茶店を始めるダメ親父を演じた宮迫は、「気を抜いてる時の僕は裕次郎と似ている。現場でも、いつスタートしてカットがかかったのか分からないくらい自然に演じていました」と自分と役柄の共通点を話した。また、劇中で親子を演じた仲については「本当の娘みたいに思えてきて、今でもドラマなどで見かけるとメッチャ心配になります」と映画の外でも芽生えた親心を明かすと、仲の方も「私もTVで宮迫さんを見ると、『パパだ!』と言ってます」と父親を慕う娘のようなコメント。すると宮迫は「娘に褒められているようで嬉しい。何か高いものでも買ってあげようかな」とデレデレになっていた。
「純喫茶磯辺」は7月5日より全国ロードショー。
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