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工藤夕貴が親子の愛を強く訴える「春よこい」初日舞台挨拶

2008年6月9日 12:00

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灯台のような明るい母役に!
灯台のような明るい母役に!

[映画.com ニュース] 「ヒマラヤ杉に降る雪」に主演するなどハリウッドで活躍したのち、「L change the WorLd 」で日本映画での活動を本格的に再開した工藤夕貴の最新主演作「春よこい」が、5月24日からの佐賀県先行公開を経て、6月7日に全国公開。その初日舞台挨拶が東京・銀座の丸の内TOEI2にて行われ、工藤夕貴のほか、息子役の小清水一揮(「ALWAYS/三丁目の夕日」)、三枝健起監督(「MISTY」)が登壇した。

同作は、昭和の終わりの佐賀県唐津の漁業の町を舞台に、蒸発した夫を待ち続ける妻と息子の絆を優しい眼差しで見つめた作品。

工藤は「台本を読んだ時から涙が止まらなかった」そうで、三枝監督も「ハートウォーミングな作品は作ったことがなかったが、自分には合っていると思った」と作品を振り返った。

この日、親子招待席を設けて20組の親子を招待した工藤。満面の笑みで来場者に感謝を述べつつ、「人間が育つ一番の基盤は家族。私にとって母とは灯台みたいなものでした。この作品を通して親子の愛を育んで、少しずつでもいいから(その愛の輪を)広げていって欲しい」と強くアピールした。

また、舞台挨拶に先立って劇場前で鏡割りも行われ、工藤と三枝監督により佐賀県の銘酒がファンに振る舞われた。「春よこい」は現在公開中。

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