ネットテロリストが、エモ問題に抗議するデモ行進を妨害
2008年5月29日 12:00
[eiga.com 音楽ニュース] 米人気ロックバンド、マイ・ケミカル・ロマンスのファンの少女が自殺し、マスコミが同バンドを非難したことから騒動に発展。エモ・ミュージック(エモーショナル・ミュージックの略。感情に訴えかける音楽)のファンは、バンドが不当に扱われていることに抗議するため、5月31日に英ロンドン市内でデモ行進を行うことを発表している。
しかし、このデモ妨害を企むインターネットテロリストが出現。テロリストは、マイ・ケミカル・ロマンスのファンサイトのアドレスと酷似したサイトを立ち上げ、偽情報を流しているそうだ。デモ行進は、バンドに集中非難を浴びせた英デイリー・メール紙のオフィス前で行われる予定だが、偽のサイトには「そこでファンが集団自殺する計画だ」と掲載されている。
本物のファンサイト、Whatthefrank.co.ukによると、デモは10時から22時まで行われるが、トラブルにならないよう、スローガンを掲げたピケなどは持たず、代わりに「私はMCRに救われた」などのメッセージを首から下げて欲しいと呼びかけている。