椎名桔平が、長谷川京子が、名優ゲイリー・オールドマンとの共演に感激!
2008年5月23日 12:00

[映画.com ニュース] 椎名桔平とイギリスの名優ゲイリー・オールドマンが共演するサスペンス・アクション「レイン・フォール/雨の牙」の製作発表会見が、5月22日、同作を撮影中の東映東京撮影所(東京・大泉学園)で行われ、椎名、オールドマンほか、共演の長谷川京子、柄本明、監督のマックス・マニックス(「トウキョウソナタ」脚本家)が登壇した。
映画は米作家バリー・アイスラーが日本を舞台に描いた「雨の牙」(ヴィレッジ・ブックス刊)が原作。日系アメリカ人の暗殺者ジョン・レイン(椎名)が、ある秘密を握っていた高級官僚を暗殺したことから、その官僚の娘みどり(長谷川)もろとも、CIAアジア支局長ウィリアム(オールドマン)や刑事タツ(柄本)らに追われる立場となる。
椎名や長谷川は、やはりオールドマンとの仕事に興奮を隠せず、椎名は「俳優をやってて良かった」と特に感慨深い様子。長谷川はオールドマンと絡むシーンはないが、「同じ作品に出られて夢のよう。友達にも自慢して羨ましがられました(笑)」と喜び、オールドマンの印象を聞かれると「良い意味でもっと渋くて枯れた感じかと思っていましたが、とても物腰柔らかで優しく接していただいた」と、その英国紳士ぶりにウットリ。
当のオールドマンは、「皆さんに素晴らしいと言っていただけて嬉しいが、これは私の映画ではなく、あくまで椎名さんが主役の映画だから」と謙虚な姿勢で、何度も隣にいる椎名の肩を叩きながら「彼は素晴らしい俳優。今後は彼の作品をもっとたくさん見て、その素晴らしさを実感したい」と椎名を絶賛。また、東京に滞在中は「7回くらいホテルを訪ねてくる女性ファンがいたよ」と、そのモテモテぶりを披露し、柄本が「私のかみさんがファンで、サインをもらってきてくれと頼まれた」と話すと、「ひょっとしてホテルに来ているのは柄本さんの奥さんかな?」と余裕のジョークを飛ばして笑いを誘った。
本作は4月28日からクランクイン。渋谷、六本木、有楽町といった都心でもロケが行われ、6月下旬のニューヨークロケでクランクアップする運び。寡黙な暗殺者を演じる椎名は、イスラエル発祥の護身術「クラブマガ」を学び、特に“ジェイソン・ボーン”シリーズを役作りの参考にしているということだ。09年ゴールデンウィーク公開予定。
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