日本の原作コミックを映画化「軍鶏 Shamo」主演のショーン・ユーを直撃!
2008年5月9日 12:00

[映画.com ニュース] 橋本以蔵原作の人気漫画を映画化したバイオレンスアクション「軍鶏 Shamo」の公開に合わせ、主演を務めた香港の若手俳優ショーン・ユーがPRで来日。映画化される前から原作の大ファンだったという彼が熱く語った。
有名私立校に通うエリート高校生の成嶋亮(ショーン・ユー)が両親を殺害するという衝撃的な事件を起こす。少年院に送られた亮は陰湿ないじめに遭い、そこで自らの命を絶とうとするが、伝説の空手家・黒川(フランシス・ン)に出会い、肉体を鍛錬することで毎日を生き抜いていく。そして2年後、出所した亮はTVで格闘技興行“リーサル・ファイト”を目にし、ショーアップされたその内容に衝撃を受け、スター選手の菅原直人(魔娑斗)との宿命的対決に挑む。
肉体的に虚弱だった少年が、相手を殺すまで戦い続ける軍鶏のように変貌するさまを熱演したショーンは、本作への思い入れは相当強かったと話す。「初めて原作を読んだ時は思わず身震いしたよ。これほど狡猾なキャラクターが描かれている作品を読んだことなかったし、社会のダークな面を見事に表現しているところに惹かれたんだ」
また、成嶋亮というキャラクターを体現するためならどんな危険もいとわなかったという。「菅原と戦うためにさらに激しいトレーニングを積むシーンで、40階建のマンションの縁(へり)で懸垂をしているんだけど、あのアイデアは自分から提案したものだ。普通のトレーニングでは亮の決心と闘志を表現できないと思って、ああいう常軌を逸したトレーニングを取り入れたんだ」と、一歩間違えば命を落としかねなかった撮影の裏話を明かしたショーンは加えて、菅原役の魔娑斗とのファイトシーンで、魔娑斗のパンチをもろに受けて気絶したエピソードなど、壮絶な撮影の日々を振り返った。
「頭文字D」「軍鶏」と日本の漫画を原作とした映画に2本出演しているショーンは、「この2作品は元々好きな漫画だったんだ。あとは『スラムダンク』。もし演じるなら? 三井寿かな(笑)」と語ると、最後に「原作を読んでから映画を見てほしい。もう映画を見た人も、とても面白い漫画だからぜひ読んでみて」と付け加え、大のお気に入りだという原作を再プッシュした。「軍鶏 Shamo」は新宿トーア、シアター・イメージフォーラムほかにて公開中。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
この絶品、まだ観てないの?
【中毒者、大量発生中】配信直後から超爆裂ヒット&世界記録樹立の“極大刺激作”!
提供:JCOM株式会社
死霊館 最後の儀式
【怖い!楽しい!観たことない――!!】超人気ホラー最新作! “最後の頂上決戦”、開幕!!
提供:ワーナー・ブラザース映画
好きで好きで、たまらない一作に出合いました
北村匠海×林裕太×綾野剛の青春と絆が、愛おしくて、狂いそうになる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート
人生を心から楽しむ、生きる力をくれる映画
【映画出演124本目の最新作】きっと、あなたの人生の“大切な1本”になる――
提供:キノフィルムズ
なんだこの映画は…!!
【いやめちゃくちゃ面白かった!!!】音、物語、ビジュアル、全て高品質の“強”推奨作!!
提供:ディズニー
この衝撃作を知ってるか?
“大注目ドキュメンタリー”の魅力を語ってきた!
提供:ラビットハウス、ミュート