宮崎あおいが初コメディでコワレた!?「少年メリケンサック」撮影報告会見
2008年4月21日 12:00

[映画.com ニュース] 人気脚本家の宮藤官九郎が、大好きなパンクロックをテーマに監督・脚本を手がける「少年メリケンサック」。4月20日、同作の撮影快調報告会見が東京・大泉学園の東映撮影所で行われ、宮藤監督、パンク嫌いのレコード会社OL、栗田かんな役の宮崎あおい、レコード会社社長役のユースケ・サンタマリア、おっさんパンクロックバンドのメンバーを演じる佐藤浩市、木村祐一、田口トモロヲ、三宅弘城が出席した。
レコード会社新人発掘部署のOLかんなは、動画サイトでイケメン揃いのパンクバンド「少年メリケンサック」のライブ映像を見つける。契約を取るために彼らに会いに行くかんなだったが、そこにいたのは50歳過ぎの下品で協調性皆無のおっさんたちだったという爆笑コメディだ。
主演するNHK大河ドラマ「篤姫」も好調な宮崎は、自身初のコメディに挑戦した理由を、「監督の作品は個人的にずっと見ていたし、見た人が笑顔になれる作品に少し前から興味があったので、是非やりたいと思いました」と述べ、芝居の楽しさを改めて実感した様子。監督は「蹴られたりウンコぶつけられたり、ひどいシーンを嬉々として演じてるので、壊れちゃったのかなと(笑)」と冗談を交えながらも「かわいそうなのに笑える演技が素晴らしい」と宮崎のコメディエンヌぶりに太鼓判を押していた。
一方、バンドとしての目標を聞かれた“おっさん”バンドの4人は、「ま、(売上は)ミリオンで」(佐藤)、「印税生活で南の島で暮らしたい」(木村)、「ミリオンの後はワールドツアー」(田口)など珍回答合戦を展開。そんな愛すべき「少年メリケンサック」のメンバーとして誘われたら?と聞かれた宮崎は「お断りします!」と爽やかな笑顔で即答し、取材陣を大爆笑させた。「少年メリケンサック」は09年春公開。
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